カメラ初心者の方にとって、最初の大きな壁となるのが露出の3要素の「F値」「ISO感度」「シャッタースピード」ですよね。本記事では「シャッタースピード(SS)」について3分で理解できちゃいます!
「なんとなく速い方がいいの?」「遅いとどうなるの?」という疑問を噛み砕いて解説し!

抑えるポイントは2つだけだよ
シャッタースピードをマスターすると撮れる写真
まず最初にシャッタースピードを使い分けた作例をご紹介。
左の江ノ電は写真は、SSを速く(1/1,250)して、江ノ電がブレないように。
真ん中の天の川の写真は、SSを遅く(10秒)にして、星の光をカメラに取り込めるように。
右の花火の写真は、SSを(57秒)にして、花火の軌跡を撮影。



シャッタースピードとは「光を取り込む時間」のこと
結論から言うと、シャッタースピードとは**「カメラのシャッターが開いている時間の長さ」**のことです。
カメラの中には「シャッター」という幕があり、普段は光を遮っています。撮影ボタン(シャッターボタン)を押した瞬間だけその幕が開き、光がセンサーに当たって写真になります。
- シャッタースピードが速い: 一瞬だけ窓を開けるイメージ。光が入る時間は短い。
- シャッタースピードが遅い: 長い間窓を開けておくイメージ。光がたくさん入る。
シャッタースピードで変わる「2つのこと」
シャッタースピードを操れるようになると、写真の表現が劇的に変わります。ポイントは大きく分けて2つです。
1. 動くものの「止まり方」が変わる
これが一番分かりやすい変化です。
- 速いシャッタースピード(例:1/1000秒)走っている車や、飛び跳ねる水しぶきを、まるで時間が止まったかのように「カチッ」と静止させて撮ることができます。スポーツ撮影やペットの撮影に必須です。
- 遅いシャッタースピード(例:1秒〜30秒)動いているものが「ブレ」として写ります。例えば、滝の水を白糸のように滑らかに見せたり、夜の道路を走る車のライトを「光の筋(光跡)」として表現したりできます。
2. 写真の「明るさ」が変わる
シャッターを開けている時間が長いほど、たくさんの光がカメラに入ってきます。
- 速すぎると: 光が足りず、写真が暗くなる。
- 遅すぎると: 光が入りすぎて、写真が真っ白(白飛び)になる。
覚えるべき「目安」の数字
カメラの画面には「1/125」や「1/1000」といった数字が表示されています。これは「秒」を表しています。
| スピード | 数値の例 | 得意なシーン |
| 超高速 | 1/4000秒 | 猛スピードで走る車、水風船が割れる瞬間 |
| 高速 | 1/500秒 | 走っている子供、元気に動くペット |
| 標準 | 1/125秒 | 歩いている人、スナップ写真(手ブレしにくい限界) |
| 低速 | 1/15秒以下 | 意図的なブレ、暗い室内(三脚が必要!) |
| 長時間 | 1秒〜 | 滝の糸状表現、星空、夜景の光跡 |
失敗しないための注意点:手ブレの恐怖
初心者が一番やってしまいがちな失敗が**「手ブレ」**です。
シャッタースピードを遅くしすぎると、シャッターが開いている間に自分の手の震えが記録されてしまい、写真全体がボヤけてしまいます。
【手ブレを防ぐには…】
一般的に、手持ちで撮影する場合は**「1/125秒以上」**をキープするのが安全と言われています。これより遅い数字(1/30や1秒など)にする場合は、必ず三脚を使いましょう。

他にもレンズの焦点距離以下にはしなかったりもあるけど、場合によっては3脚使わずにSS:1/10とかを手持ちでやっちゃいます。(最近のカメラは手ブレ補正がしっかりしているので。。。)
まとめ:シャッタースピードは「時間のデザイン」
シャッタースピードを理解することは、一瞬を切り取るのか、時間の流れを1枚に閉じ込めるのかを決める「時間のデザイン」です。
SSが影響を与えるのは「明るさ」と「ブレ」です。

まずは、カメラの「シャッター優先モード(SまたはTvモード)」にして、同じ被写体を違うスピードで撮り比べてみてください。きっと「あ、こういうことか!」という発見があるはずです。

「手ブレ」だけは後からどうしようもできない!ISOを上げたときのノイズはある程度あとで処理できるから、SSの適正値はしっかり覚えよう!!

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