
「SDカードなんてどれを選んでも同じでしょ?」
「V30とかUHS-IIとか、記号が多すぎて意味が分からない…」
適当に安さだけで選んでしまうと、「連写が途中で止まる」「4K動画の撮影中にエラーが出る」といったトラブルの原因になります。
少し長いですが、この記事を読めばSDカードのことは理解でき自分の用途にあったSDカードが選ぶことができるので、繰り返し読んでみてください!
1. 形状・規格(サイズとカードの種類)
まず押さえておきたいのが、カードの「物理的なサイズ」と「規格」です。
- SDカード(フルサイズ):一般的な一眼レフ・ミラーレスカメラで最も使われる標準サイズ。
- microSDカード:アクションカメラやドローン、小型カメラで主流の極小サイズ。アダプターを使えばSDカードスロットでも使用可能です。
- CFexpressカード(Type A / Type B):最新のハイエンド機やプロ機で採用されている超高速カード。SDカードとは形状が異なります。
まずはご自身のカメラがどのカードに対応しているか、取扱説明書やメーカー公式サイトで確認しておきましょう。

私の場合は下記のパターン。
・静止画カメラ→SDカード
・動画カメラ→CFexpressカード
・OSMO pocket3→microSD
2. 速度の見方(書き込み速度・読み込み速度・V規格)
SDカード選びで最も重要なのが「転送速度」です。カード表面に書かれた数値や記号の意味を整理しましょう。
① R(Read:読み込み)と W(Write:書き込み)
- Read(読み込み速度):SDカードからPCへデータを移すスピード。
- Write(書き込み速度):カメラからSDカードへデータを保存するスピード。
連写撮影や動画撮影で重要なのは「Write(書き込み速度)」です。書き込みが遅いと、カメラ内のバッファ(一時保存領域)が一杯になり、連写が止まってしまいます。
② UHS-I と UHS-II の違い
SDカードの裏面を見ると、金色の端子部分が1列なのが「UHS-I」、2列になっているのが「UHS-II」です。


- UHS-I:最大転送速度 104MB/s。リーズナブルで日常撮影向け。
- UHS-II:最大転送速度 312MB/s。超高速でRAW連写や高画質動画に最適。

カメラ側がUHS-IIに対応していない場合、UHS-IIカードを入れてもUHS-Iの速度しか出ないため、カメラの仕様もあわせてチェックしましょう。
3. 容量の選び方(32GB〜256GB以上)
容量は撮影スタイルに合わせて選ぶのがベストです。
- 32GB〜64GB:JPEGメインの写真撮影、お散歩スナップ、趣味の範囲で楽しむ方向け。
- 128GB:RAW写真+JPEG撮影をする方や、たまに4K動画も撮影する方(迷ったらコレ!)。
- 256GB以上:4K動画を長時間を回す方、RAWでバシャバシャ連写撮影をする方向け。

「大容量の256GBを1枚持つ」よりも、「128GBを2枚持つ」ほうが万が一の破損や紛失リスクを分散できるためおすすめだよ。
カード容量の目安表
カメラの画素数や動画解像度に対してのカード容量は下記のようになります。

動画撮影なら「スピードクラス」を確認
転送速度やバスインターフェイス(UHS-I/UHS-II)は主に静止画を撮影するときに大切な話でしたが、ここからは動画を撮影する際に大切な「SDスピードクラス」の話をしたいと思います。
SDスピードクラスとは、SDカードの最低限の書き込み速度(最低転送速度)を表示したもので、以下の3種類があります。
- スピードクラス
- UHSスピードクラス
- ビデオスピードクラス
最大転送速度とは異なり、スピードマークは「最低の転送速度」を示しているのが特徴です。動画撮影では転送速度が途中で落ちてしまうと撮影が止まってしまうため、この最低保証速度が非常に重要になります。

①UHSスピードクラス
画像の①。UHSスピードクラスはU1とU3の2種類があります。
- U1:最低転送速度 10MB/秒(SD・HD動画向け)
- U3:最低転送速度 30MB/秒(フルHD動画以上向け)
②スピードクラス
画像の②。
スピードクラスはクラス2、クラス4、クラス6、クラス10の4種類に分けられており、最も速い「クラス10」の最低転送速度は10MB/秒です。SD動画(スタンダードビデオ)やHD動画が問題なく撮影できる速さです。
③ビデオスピードクラス
画像の③。ビデオスピードクラスにはV6、V10、V30、V60、V90といった種類があります。
- V6:クラス6相当
- V10:クラス10 / U1相当(10MB/秒)
- V30:U3相当(30MB/秒)
- V60:最低転送速度 60MB/秒(4K動画向け)
- V90:最低転送速度 90MB/秒(8K動画向け)
「スピードクラス」と「UHSスピードクラス」は少し前に定められた規格のため、現行のデジタルカメラで動画を撮影する場合は「ビデオスピードクラス」を参考にするのがおすすめです。特に4K以上の動画撮影を視野に入れるなら、V60以上を選ぶと安心感が高まります。

※カメラの設定によっては、V60以上やV90以上のカードを指定される場合があるため注意が必要です。
⚠️ 動画撮影時の重要な注意点
静止画撮影の場合は速度が遅いカードでも記録自体はできますが、動画撮影では指定の規格を満たしていないと途中で撮影が止まったり、警告が表示されて撮影すらできない場合があります。必ず撮影したいビデオフォーマットに対応した規格を選びましょう。

下の表を見ながら、動画撮影をする上で自分に必要なSDカードを選んでね。

4.おすすめSDカードメーカー
コスパに優れたのは間違いなくNextorageさんです。
日本の企業。ソニーで20年以上メモリー開発に携わってきたエンジニアたちが中心となり、2019年にソニーグループから独立して発足しました。ただ、カメラを始めたばかりで、スナップ写真を中心に撮るなら安価で買える、SanDiskさんが良いと思います。

SONYユーザーの私もずっとNextrageさんとSanDiskを愛用しています。
5. 用途別!おすすめSDカード選びの目安
① スナップ・旅行写真がメインの方(コスパ重視)
スナップ写真やJPEG撮影が中心なら、信頼性の高いスタンダードモデルでOK!
- 仕様目安:64GB / UHS-I / V30
② RAW現像・作品づくり・時々動画撮影(バランス重視)
RAW撮影や簡単な動画撮影もこなしたいなら、少し速度に余裕を持たせましょう。
- 仕様目安:128GB / UHS-II / V60(Nextorage、ProGrade Digital Gold等)
③ 高速連写・本格的な4K動画撮影(性能重視)
野鳥やスポーツの連写、高画質4K動画を撮るなら、妥協せず最高性能のカードを。CFexpressカードも視野に入ってきます。
- 仕様目安:128GB〜256GB / UHS-II / V90(Nextorage PRO、ProGrade Digital Cobalt等)
【あわせて買いたい】撮影データを爆速でPCに移す!おすすめカードリーダー
せっかく高速なSDカードを選んでも、PCへデータを取り込むカードリーダーが遅いと、転送に大きな時間がかかってしまいます。
特にRAW写真の大量撮影や4K動画を扱う方は、「UHS-II対応」かつ「USB 3.2 Gen2(10Gbps)対応」の高速カードリーダーを1台持っておくのがおすすめです。
おすすめカードリーダーの選び方と注目モデル
・Nextorage CFexpress Type A カードリーダー USB 40Gbps USB4 Type-C SB1PRO:SDカードのおすすめは「Nextorage」。なのでカードリーダーも「Nextorage」にするのが一番安心。※CFexpress Type A専用なのでご注意ください。
・ProGrade Digital(プログレードデジタル) PG08:プロ・ハイアマチュアに大人気の定番モデル。SDカード(UHS-II)のダブルスロットに対応し、2枚同時に超高速転送が可能です。作業効率を劇的に上げたい方に最適!
- Anker(アンカー) 2-in-1 USB-C SDカードリーダー:コスパ抜群でコンパクトな定番モデル。日常的なスナップ撮影や、持ち運び・旅行用として手軽に使いたい方におすすめです。

お使いのPC側の端子(USB-AかUSB-Cか)に対応しているかも事前にチェックしておきましょう。
7.どこでSDカードを買えばいい?
安く買うためには、必ずオンラインショップで買いましょう!!(amazonや楽天市場など)
自分は、セールの時に何個かまとめて買ってます。
8. まとめ
SDカード選びのポイントは以下の4つです。
- カメラの対応規格を確認する(SD / microSD / CFexpress)
- 目的に合った速度(V規格・UHS規格)を選ぶ(連写や動画ならV60/V90やUHS-II)
- 撮影スタイルに合わせて容量を選ぶ(迷ったら128GB複数枚が安全)
- 余裕があったらカードリーダーも。
SDカードはカメラの性能を引き出す大切な相棒です。ご自身の撮影スタイルにぴったりの一枚を選んで、快適なカメラライフを楽しみましょう!

最後に。。。撮影現場にSDカードを忘れないように!!SDカードケースもamazon等で¥2,000で買えるのでおすすめです。

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